長谷川ひろこの三三七行詩 ≪反省≫

迷い







迷いは どこから


あちらこちらに気兼ねして


誰に彼にも 嫌われぬよう


その上 自分が得するように


計算高く 考えるから


八方美人とわがままを


遠慮の衣で ごまかしている


ゆえに 迷いは悪である


決めて 迷いを 切り捨てろ


決めて 結果を 受け入れよ










「見つける」






毎日見つけていたけれど


見つけることに慣れてきた


どこかで胡座(あぐら)をかきはじめ


見つける意味を間違えた


見つけた瞬間自分が変わる


そんな奇跡が消え始め


見ているだけのことでした





「仕事」






涼しい顔してやっている


苦しい顔してやってた自分と大違い


無言でスイスイやっている


ぐちぐち言ってた自分と大違い


同じ仕事をするのなら


笑顔で黙々やろうねと


昨日の自分に言いました








「未熟者」






その指摘


まことにまことにごもっとも


今後は注意いたします


けれど素直になれぬのは


日頃のそちらの身勝手に


鬱憤たまっているがゆえ


立派なことを言う人の


行為が真逆であるならば


反発心が顔を出す


未熟者でスンマセン




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